太刀 銘 国宗

国宝

太刀 銘 国宗 たち めい くにむね

国宗はもと備前の刀工で、鎌倉に移住して相州鍛冶の基を開いたと伝えられる。本作は地刃ともに健全で出来ももっとも優れた、国宗の代表作といえる一口です。
尾張家二代光友が、次男で高須松平家初代となった義行に与えた一口で、同家三代の義淳が元文四年(1739)正月に本家・尾張家を相続して八代宗勝となった際、高須松平家から持参しました。

【鎌倉時代 13世紀】