盆石 銘 夢の浮橋
ぼんせき めい ゆめのうきはし
姿かたちのすぐれた自然石を風景に見立てて観賞する盆石の中でも、本品は名品として知られている。中国江蘇省江寧山の霊石で、後醍醐天皇が笠置・吉野に遷幸(せんこう)した折にも常に懐中していたと伝えられている。底面の両端がわずかに密着しているのみで、大部分が浮き上がり、しかも安定して見えることから、「夢の浮橋」の名が与えられたのであろう。中国明時代の青銅の器が附属している。
【南北朝時代 14世紀】

















