古染付馬ノ絵火入

古染付馬ノ絵火入 こそめつけうまのえひいれ

馬は人とのつきあいが古い動物であり、早くから家畜化されて、乗用や運搬・農耕などに用いられ、人の役に立つので大事にされました。なかでも足が速く優れた馬は、駿馬と呼ばれ、人々の憧れの的ともなりました。干支では、馬すなわち午は七番目を数え、「正午」という言葉があるように、ちょうど十二支では折り返しの位置にあたります。

【明時代 17世紀】