特別展・企画展

企画展示 装いの美-大名のおしゃれ-

大名家の装いには、数多くの決まり事がありました。
大名が身に付けた直衣や狩衣といった公家風の装束や、直垂・裃などの武家本来の装束は、官位や家格・儀礼によって、種類や色目が区別されました。
また、女性の衣服にも身分や季節、年齢や未婚・既婚などによる細かな規定が設けられました。
しかし、装いは単に規式に則るだけではありません。
特に公務を離れた普段着では、細かな取り決めがなかったため、好みに応じた色目や文様・裂地が用いられ、そこには当時の繊細な美意識がうかがえます。
また、華美を極めた技巧や意匠が施された調度品や印籠・根付などの手回り品からも、時代を彩ったさまざまな「おしゃれ」をみることができます。
大名とその子女が身にまとった装束・衣服のほか、化粧に関する調度品や、印籠・根付、簪などの手回り品などから、大名家の華麗な装いと美意識を紹介します。

主な展示品

概要

会期
開館時間 午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日 月曜日(但し、11月24日(月)は開館、翌25日(火)は休館) 平成26年12月15日(月)~平成27年1月3日(土)
観覧料

一般 1,200円・高大生 700円・小中生 500円
※20名様以上の団体は一般200円、その他100円割引
※毎週土曜日は小・中・高生入館無料

主催 徳川美術館・朝日新聞社
協力 名古屋市交通局
関連企画

ギャラリー・トーク(担当学芸員が展示解説します。)
11月21日(金)・11月28日(金) 13:00~13:30

資料 企画展チラシ(PDF:726.0 KB)[更新日: 新しいウインドウで PDF を開きます
展示作品リスト(PDF:306.6 KB)[更新日: 新しいウインドウで PDF を開きます