馬面・馬鎧

馬面・馬鎧 ばめん・うまよろい

馬にも衣装?
龍の顔をかたどった馬面と、馬の胸部と背を覆った馬鎧です。威嚇効果や晴れの場を飾るにふさわしい鎧でしたが、馬には重く、身体の自由を奪うことから、防御効果は少なかったと考えられます。馬面・馬鎧は、鞍(くら)や鐙(あぶみ)に比べると遺品は少なく、江戸時代の作品として貴重です。

【江戸時代 寛永11年(1799)】