板雛・紙雛

板雛・紙雛 いたびな・かみびな

古くより身近な材料と伝統的な技法で作られ、日本各地で庶民に親しまれてきた玩具は、広く郷土玩具と呼ばれています。徳川美術館の創設者である尾張徳川家19代当主義親(1886~1976)は、郷土玩具の収集家としても知られ、その収集数は約1000点にも及んでいます。このコレクションには、土や紙はもちろん、銀杏・ヒシなど多様な材料で作られた各種の雛人形があります。

【大正~昭和時代 個人蔵】