特別展・企画展

特別展 源氏物語の世界―王朝の恋物語―

 平安時代後期に紫式部が執筆した源氏物語は、印刷技術のなかった当時、書写によって広められ、多くの人々に愛読されました。また源氏物語は成立後まもなく絵画化され、中近世を通じて様々な絵画作品が製作され続けました。国宝「源氏物語絵巻」は現存する最古のテキストであるとともに、現存最古の絵画作例であり、極めて重要な作品です。国宝「源氏物語絵巻」とともに、平安時代から江戸時代に到るまでの写本や注釈書、絵画作品などを一堂に展示し、源氏物語愛好の歴史を振り返ります。
 期間中、「国宝 源氏物語絵巻 橋姫」ほか4場面を、場面を入れ替えて常時展示します。

概要

会期
開館時間 午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日 月曜日
観覧料

一般 1,400円・高大生 700円・小中生 500円
※蓬左文庫展示室「徳川慶勝の幕末維新」展と共通
※20名様以上の団体は一般200円、その他100円割引
※毎週土曜日は小・中・高生入館無料

主催 徳川美術館・名古屋市蓬左文庫