



「万物に神が宿る」と、あらゆる自然に神を見出し、恩恵を受けてきた日本人。古来より人々は生活の多くを、再生可能な自然界の産物に依存してきました。その代表格は、建築資材や薪・木炭の燃料にもなる木材です。木曽山を藩領にもつ尾張藩にとって、山林の保護・経営は重要な事業でした。
折しも江戸時代は、自然を研究対象とする本草学・博物学が盛んとなり、園芸ブームが興った時代で、自然への関心やその利用でも大名や武士階級が積極的に関わりました。江戸時代における自然との共存への取り組みを、さまざまな視点から取り上げます。
| 会期 | 平成22年5月29日(土)〜7月25日(日) |
|---|---|
| 開館時間 | 午前10時〜午後5時(入館は午後4時30分まで) |
| 休館日 | 月曜日(ただし、7月19日(月)は開館、翌20日(火)は休館) |
| 観覧料 | 一般 1,200円・高大生 700円・小中生 500円 (20名様以上の団体は一般200円、その他100円割引) ※毎週土曜日は小・中・高生入館無料 |
| 主催 | 徳川美術館・日本経済新聞社 |
| 協力 | 名古屋市交通局 |
| 後援 | 日本野鳥の会 愛知県支部 |
今年、名古屋では生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)が開かれます。これを記念して徳川美術館では、「殿様、ECOを考える」展を開催し、江戸時代の森林保護をはじめ、身近な動植物から海外の珍獣にいたるまで自然界のありとあらゆるものに、真摯な眼差しを注いだ先人たちの記録や絵画などを展示します。