法華経<br /><small>八巻の内 巻第一(巻頭部分)</small>

重要文化財

法華経
八巻の内 巻第一(巻頭部分)
ほけきょう

正平24年(応安2・1369)8月16日に行われた後醍醐天皇の崩御後30年の遠忌にあたって、その冥福のために後醍醐天皇の皇子懐良(かねなが)親王(生年未詳~1383)が自ら書写し、京都・石清水八幡宮に奉納した『法華経』です。
懐良親王は延元元年(建武3・1336)南朝の征西大将軍に任ぜられ、四国を経て九州に入りました。正平16年(康安元・1361)から太宰府を南朝の拠点として10年間、北九州を制圧しましたが、九州探題今川貞世(了俊)の圧迫によって勢力を失い、のちに矢部(福岡県)に隠居し、ここで薨じました。

【南北朝時代 正平24年<1369>】

作者:懐良親王筆

彩牋墨書
8巻
各巻縦27.0 全長257.1~933.2

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