染付高士観月図硯屏

染付高士観月図硯屏 こうしかんげつずそめつけけんびょう

硯屏(けんびょう)とは、硯の頭の上方に置いて、ほこりが硯の中に入るのを防ぐ道具である。中国の文人は机を飾る文房具のひとつとして重視してきた。染付磁器製で、二人の人物が月光のもと、野原で詩をつくり酒を酌み交わす様子が描かれている。

【中国・明時代 16-17世紀】