葵紋散蒔絵懸盤

葵紋散蒔絵懸盤 あおいもんちらしまきえかけばん

大名が晴れの礼式の際に用いる食膳。本膳・二の膳・三の膳という大中小の三つの懸盤【かけばん】を一組とし、三汁七菜の料理が盛られます。盤にのせる食器には、飯椀・汁椀・吸物椀・浅物椀・手椀・坪椀・腰高・猪口【ちょこ】・盃などがあります。いずれも晴れの日にふさわしい豪華な蒔絵が施されました。

【江戸時代 18-19世紀 紀州徳川家伝来】