賭弓之式 藤原定家筆

賭弓之式 藤原定家筆 のりゆみのしき ふじわらていかひつ

「賭弓之式」は、毎年正月18日宮中弓場殿で催された、左右近衛が射を試みる儀式の次第を記している。『江家次第』をベースにその他の故実書の先例を引用して注記を加えている。藤原定家はこのような故実書を依頼や必要に応じて作成していたとみられる。

【鎌倉時代 13世紀】