太刀 銘 長光 名物 津田遠江長光

国宝

太刀 銘 長光 名物 津田遠江長光 たち めい ながみつ めいぶつ つだとおとうみながみつ

 織田信長の愛刀で、天正10年(1582)6月の本能寺の変後、明智光秀が安土城より奪い、家老の津田遠江守重久(つだとおとうみのかみしげひさ)に与えたといわれる太刀です。津田が後に仕えた加賀前田家から五代将軍綱吉へ献上されて、尾張家四代吉通(よしみち)が六代将軍家宣(いえのぶ)より拝領しました。長光は備前長船派の祖・光忠(みつただ)の子で、技量は父に迫るといわれています。

【織田信長・明智光秀・津田重久所持 鎌倉時代 13世紀】