太刀 銘 直綱

太刀 銘 直綱 たち めい なおつな

尾張徳川家14代慶勝(よしかつ/1824~83)が、尾張徳川家を相続した後、初めて名古屋へ帰国するため江戸城へ登城し、12代将軍家慶に拝謁した嘉永4年(1851)2月15日に、12代将軍家慶から拝領した太刀である。刀として拝領したため、蠟色塗刀拵が附属する。
刀工の直綱は南北朝時代の石見国(現・島根県)を代表する刀工で正宗十哲の一人として名高い。この太刀は直綱の特徴をよく備えている。刃文においては同門の志津に近い作行きである。

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【南北朝時代 14世紀】