古林清茂墨蹟<br />「与月林道皎偈」

重要文化財

古林清茂墨蹟
「与月林道皎偈」
くりんせいむぼくせき げつりんどうこうにあたうるげ

古林清茂(くりんせいむ/1262~1329)は、中国・元時代の禅僧の第一人者で、「金剛幢(こんごうとう)」「休居叟(きゅうきょそう)」と称し、仏性禅師(ぶっしょうぜんじ)の号を贈られた。多くの弟子のうち、了庵清欲(りょうあんせいよく)・竺仙梵僊(じくせんぼんせん)(来日僧)、わが国の月林道皎(げつりんどうこう)・石室禅玖(せきしつぜんきゅう)が有名である。
本品は、元享2年(1322)に元に渡り古林清茂の門下となった月林道皎(1293~1351)が、泰定4年(1327)9月1日に与えられた偈語(げご)で、弟子となった月林道皎の研鑚ぶりを伝えている。徳川家康・徳川義直(尾張家初代)所用。

【中国・元時代 泰定4年(1327)】