瀬戸野田手茶入<br />銘 菖蒲草

瀬戸野田手茶入
銘 菖蒲草
せとのだてちゃいれ
めい あやめぐさ

瀬戸焼の茶入は江戸時代に「窯分け(かまわわ)」と称し、時代や特徴によって分類された。「野田手」はこの窯分け名の一つで、室町時代に活動した2代目加藤藤四郎の作とされる「真中古(まちゅうこ)」に属する。
肩の張った形と釉色に艶があり変化に富んでいる点が特徴である。本歌の野田茶入は小堀遠州(えんしゅう/1579~1647)の命銘であったが、明和9年(1772)江戸の大火で焼失したと言われる。

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【室町時代 16世紀 東本願寺伝来・岡谷家寄贈】