松花堂昭乗書状<br />木瀬吉十郎宛 二十七日付

松花堂昭乗書状
木瀬吉十郎宛 二十七日付
しょうかどうしょうじょうしょじょう
きせきちじゅうろうあて

松花堂昭乗(1584~1639)は石清水八幡宮の社僧で茶や絵に長じ、書は「寛永の三筆」に数えられる能筆であった。
本品の宛先の木瀬吉十郎は、近衛家の家臣とみられる。昭乗の描いた四聖人の画幅に後水尾天皇の宸翰(しんかん)を賜りたいとの尾張徳川家初代義直の希望について、天皇の弟にあたる近衛信尋(のぶひろ)を通じて禁中に奏上され既に承諾を得ていたが、依然としてことが進まないため昭乗から確認を求めた内容である。

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【江戸時代  寛永4年 <1627>】