鉄絵牡丹文俵形花生

鉄絵牡丹文俵形花生 てつえぼたんもんたわらがたはないけ

白化粧した上に鉄絵を施す「粉青沙器(ふんせいさき)」で、俵形の横長の胴に口と高台のついている「俵壺ひょう(こ)」と呼ばれる器形である。掛花生(かけはないけ)として用いるための鐶(かん)がつけてある。本品の箱の蓋表に「紹鷗ツチ花生 大黒庵」との朱漆銘があり、千利休の師匠である武野紹鷗(じょうおう/1502~55)が所持していたと知られる点で貴重である。武野紹鷗所用・山本道伝家伝来。

【朝鮮王朝時代 15-16世紀】