霊照女・花鳥図<small>(左隻・部分)<br />清原雪信筆</small>

霊照女・花鳥図(左隻・部分)
清原雪信筆
れいしょうにょ・かちょうず

霊照女は、中国・唐時代に実在した龐居士(ほうこじ/生年未詳~815)の娘である。深く禅宗に帰依し、年老いた父母を養うため、町に出て竹籠を売ったと伝えられる。明るい色彩と繊細な筆線から、清楚な趣を感じられる。筆者の清原雪信(きよはらゆきのぶ/生歿年未詳)は、江戸時代前期を代表する女流画家である。

名品コレクション展示室にもどる

【江戸時代 17世紀】