古芦屋八景釜

古芦屋八景釜 こあしやはっけいがま

元和9年(1623)の2代将軍秀忠の御成(おなり/将軍が公式に臣下の屋敷を訪問する儀礼)、寛永2年(1625)・同4年・同5年・同8年・同13年の3代将軍家光の御成に際し、江戸城内鼠穴(ねずみあな)にあった尾張徳川家邸内、鎖の間で使用された釜である。富士形の釜で、胴に稜線(りょうせん)を入れて面取りし、面を内側に湾曲させて上面から見れば八角の菊花形となる。各面に、一景ずつ近江八景とみなされる山水図が鋳出されている。

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【室町時代 16世紀】