銀溜白糸威具足

銀溜白糸威具足 ぎんだみしろいとおどしぐそく

正月11日には、城内に鎧・兜や武器を飾り、その前に餅を供えて一年の武運を祈る「御具足【おぐそく】の祝い」が行われました。武家ならではの正月行事です。義直は正月の具足祝いの儀式のために毎年具足を新調して、多数の具足を所持していました。なかでもこの甲冑を好み、旅行の際には必ず携帯したと伝えられます。

【江戸時代 17世紀 徳川義直(尾張家初代)所用】