源氏物語 河内本<br /><small>二十三帖の内</small><br /><small>附 桐宇治橋蒔絵書物簞笥</small>

重要文化財

源氏物語 河内本
二十三帖の内
附 桐宇治橋蒔絵書物簞笥
げんじものがたり かわちぼん

源光行(みつゆき)・親行(ちかゆき)によって校訂された『源氏物語』は、父子ともに河内守(かわちのかみ)に任じられたため「河内本」と呼ばれています。本書は河内本の最古写本として著名で、「夢浮橋」の帖末に正嘉2年(1258)の北条実時(さねとき・1224~76)自筆の奥書があり、親行の河内本を実時が書写させたと考えられてきました。しかし近年の精緻な調査により、本書は光行らが校訂に用いた原稿本である可能性が高いとする見解が呈されています。

【鎌倉時代 正嘉2年(1258)  名古屋市蓬左文庫蔵】