藤原定家小倉色紙<br />「こひすてふ」  <br /><small>大名物 駿府御分物</small>

藤原定家小倉色紙
「こひすてふ」
大名物 駿府御分物
ふじわらのさだいえ おぐらしきし

「小倉色紙」は、藤原定家が京都嵯峨野の小倉山の山荘で、古今の歌人百人を選び、歌一首ずつを書き記したと伝わる色紙です。定家の書は桃山から江戸時代に最上の贈答品の一つとして珍重されました。また、その書風は定家様(ていかよう)と呼ばれて愛好され、家康も同様に定家の書を尊びました。
徳川家康・徳川義直(尾張家初代)所用。

展示:2023年7月23日(日)~8月20日(日)