籬梅蒔絵手箱

籬梅蒔絵手箱 まがきうめまきえてばこ

蓋表に柴垣から枝をのぞかせる八重の梅の木、側面に五弁の梅花と丸い花びらを、蒔絵と金貝(かながい)であらわした手箱です。リズミカルに置かれた五弁の梅花と丸い花びらが、春風に舞うような躍動感を生み出しています。

【室町時代 16世紀】