太刀 銘 来国俊<br/ ><small>正和二二(四)年十月廿三日□□歳七十五</small>

重要文化財

太刀 銘 来国俊
正和二二(四)年十月廿三日□□歳七十五
たち めい らいくにとし

山城国来派の刀工・国俊には、銘に「国俊」と切る作と、「来国俊」と切る作とがある。三字銘の作は概して細身で直刃(すぐは)調の刃文であり、二字国俊にみられない穏やかさがある。本刀は直刃の妙味がみられ、地刃(じは)ともに優れており、来国俊の典型的な優品である。また、正和4年の年号と、75歳という年齢が同時に示された極めて重要な作例である。
宝暦10年(1760)、9代将軍家重(いえしげ)が隠居した際に、尾張徳川家8代宗勝(むねかつ)(1705〜61)が拝領した。徳川家重(9代将軍)・徳川宗勝(尾張家8代)所持。

【鎌倉時代 正和4年 <1315>】