古銅雨龍形文鎮

古銅雨龍形文鎮 こどうあまりゅうがたぶんちん

文鎮は、本来、紙の上に置く「重し」であるが、筆架(ひっか)に立てかけた墨の滑り止めとしても用いられた。「雨龍」とは龍の種類の一つで雨を降らせる龍と考えられ、美術・工芸の意匠では角のない龍として表現される。

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【中国・明時代 16世紀】