古芦屋糸目釜
Tea Kettle, concentric circle pattern, Ashiya type.
こあしやいとめがま
糸目釜と呼ばれていますが、『玩貨名物記』釜の項にある「一筋紹翁所持 尾張様」に該当し、「紹鷗の筋釜」と呼ばれていた名物釜です。史料上の初出は『天王寺屋会記』永禄12年(1569)12月15日条の伊勢屋宗麟の茶会で、『山上宗二記』の「名物之釜之数」にも登場します。本品は底の修理の際、接着のため肩下の筋が潰されています。『山上宗二記』『玩貨名物記』『古今名物類聚』ほか所載。大名物。
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概要
作品名 | 古芦屋糸目釜 | Tea Kettle, concentric circle pattern, Ashiya type. |
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作品名ふりがな | こあしやいとめがま | |
作者名 | ||
文化財指定 | ||
作品分類 | 金工 | |
国 | 日本 | |
時代 | 室町 | |
世紀 | 15世紀 | |
数 | 1口 | |
材質・技法 | 金属(鉄) | |
サイズ | 高21.7cm 胴径25.8cm |