染付高砂手花生
Flower Vase,figure design, "takasago" type.
そめつけたかさごではないけ
頸の2方に染付で表された2人の唐人を、茶人が謡曲「高砂」の翁と嫗に見立て、また胴の松の図を相生の松とみなして、高砂手の名が付けられました。いわゆる古染付と呼ばれる器で、口縁部には虫喰がみられます。南宋時代に龍泉窯(りゅうせんよう)で作られた青磁鯱耳花生を手本とした形とみられ、この本歌を好んだわが国の茶人が、明時代末期の景徳鎮窯(けいとくちんよう)に注文して、作らせたと考えられています。
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概要
作品名 | 染付高砂手花生 | Flower Vase,figure design, "takasago" type. |
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作品名ふりがな | そめつけたかさごではないけ | |
作者名 | ||
文化財指定 | ||
作品分類 | 陶磁 | |
国 | 中国 | |
時代 | 明 | |
世紀 | 16世紀-17世紀 | |
数 | 1口 | |
材質・技法 | ||
サイズ | 高247cm 口径8.6cm 高台径11.1cm |