洞庭秋月図
Autumn Moon over Lake Dongting.
どうていしゅうげつず
淡い墨のにじみや広がりを巧みに操り、墨色の微細な階調の変化で、月の浮かぶ夜の湖畔の光と水と大気を表した名画です。古来、東山御物として有名な一幅で、南宋時代末期から元時代初期の画僧・牧谿(もっけい)による「瀟湘八景図」の一つとされています。室町時代末期には室町将軍家から離れ、以後、天下人や茶人たちによってもてはやされ、唐絵の中でも別格に扱われていました。大名物。昭和18年(1943)収蔵。
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概要
作品名 | 洞庭秋月図 | Autumn Moon over Lake Dongting. |
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作品名ふりがな | どうていしゅうげつず | |
作者名 | 伝牧谿筆 | |
文化財指定 | ||
作品分類 | 絵画 | |
国 | 中国 | |
時代 | 南宋 | |
世紀 | 13世紀 | |
数 | 1幅 | |
材質・技法 | 紙本墨画 | |
サイズ | 縦29.7cm 横94.0cm |