能面 父尉 刻銘 「子部」
Noh Mask, Chichinojō.
のうめん ちちのじょう こくめい こぶ
「父尉」は翁の父で、「翁」において、祝舞を舞う時に用いますが、現在の「翁」では特殊演出以外に「父尉」が登場することはありません。「白式尉」に似た面ですが、中太のつり上がった眼の表現が異なり、笑みの表情のなかに家長的な尊厳さが示されています。翁面には、日光や弥勒の作と伝える作品が多くあり、この面にも日光作の伝称があります。
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概要
| 作品名 | 能面 父尉 刻銘 「子部」 | Noh Mask, Chichinojō. |
|---|---|---|
| 作品名ふりがな | のうめん ちちのじょう こくめい こぶ | |
| 作者名 | 伝日光作 | |
| 文化財指定 | ||
| 作品分類 | 彫刻 | |
| 国 | 日本 | |
| 時代 | 室町 | |
| 世紀 | 15世紀-16世紀 | |
| 数量 | 1面 | |
| 材質・技法 | 木造、彩色 | |
| サイズ | 縦17.7cm 横13.9cm |
