龍図
Dragon.
りゅうず
陳容は、南宋時代末期の文人で所翁(しょおう)と号した龍描きの名手です。本幅は、風雨を司る龍がまとう雲煙が表現されており、陳容の龍図の迫力を伝えるが、基準作とされる九龍図(ボストン美術館所蔵)などと比べると筆遣いは劣り、後世の模作と推定されます。対の虎図(徳川美術館所蔵)については朝鮮王朝の絵画との類似が指摘されており、虎図と龍図の画絹が同一であることから、ともに朝鮮王朝で製作された可能性があります。
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概要
作品名 | 龍図 | Dragon. |
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作品名ふりがな | りゅうず | |
作者名 | 伝陳容筆 | |
文化財指定 | 重要文化財 | |
作品分類 | 絵画 | |
国 | ||
時代 | ||
世紀 | 14世紀-15世紀 | |
数 | 2幅対の内 | |
材質・技法 | 絹本墨画 | |
サイズ | 縦189.5cm 横112.3cm |