
夏季特別展 もののふの備え
馬とともに
2024.07.27 (土)2024.09.16 (月)
馬は古代より人の生活と文化に深く関わり、中世からの武家社会ではとくに軍馬として重用されました。軍事権を「兵馬の権」、武芸一般を「弓馬の道」と言うように、馬を扱うことは武士の必須の嗜みであり、優れた馬は、武威・武芸の象徴として武士の身分格式を示す存在となりました。こうして武家風俗と密接に結びついた馬は、その気高い姿が武士たちに愛好され、多様な美術工芸品のモチーフにも表されます。また、人馬を繋ぐ馬具は時代や用途によって変化し、近世には華やかな装飾性が取り入れられて発展しました。
本展では、馬と人がともに生きた歴史について、武家社会と馬の関わりを中心に紐解いていきます。
Main Exhibits
主な展示作品
Overview
概要
- 開館時間 Opening Hours
- 午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
- 休館日 Closed Days
- 月曜日 ※ただし8月12日は開館
- 観覧料 Admission Fee
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個人 一般 1,600 円 高・大生 800 円 小・中生 500 円 (特別展「もののふの備え 甲冑の美学」展と共通)
※20名様以上の団体は一般200円、その他100円割引
※毎週土曜日は小・中・高生入館無料 - 主催 Organizer
- 徳川美術館・名古屋市蓬左文庫
- 記念講演会 Special Lecture
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- 関連企画 Related Programs
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- ■土曜講座
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「武家社会にみる馬」講師:長谷川 円(学芸部学芸員)
日時:2024年8月17日(土) 午後1時30分~3時(午後1時開場)
会場:徳川美術館講堂
定員:80名(事前申込制/先着順) - ■見どころトーク