真珠付純金団扇

真珠付純金団扇 しんじゅつきじゅんきんだんせん

秀吉が所用したと伝わる純金の団扇です。団扇形の枠に緋の紗を二重張とし、300余の天然真珠を縫い付けてあります。重さは約400グラムで柄や枠が純金製です。海外の採掘技術が伝来し、金銀の鉱山開発が飛躍的に発展した桃山時代、天下を統一し国内の主要な鉱山を掌握した「黄金太閤」の時代を反映する遺品といえます。
展示期間:前期 7/26~8/31、後期 9/2~9/28は「青磁香炉 銘 千鳥」・「古瀬戸肩衝茶入 銘 横田」を展示

【朝鮮王朝時代 16世紀】