特別展・企画展

徳川林政史研究所開設100周年記念 企画展 尾張藩と木曽山―徳川義親のまなざし―

尾張藩は徳川家康から豊かな山林資源を有する木曽山を与えられ、江戸時代を通じてその自然を守りながら管理・運営を続けていました。尾張家の19代当主・徳川義親は、尾張藩にとって重要な木曽山の研究を志し、大正12年(1923)には、美術館開館に先駆けて、徳川林政史研究室(のちの徳川林政史研究所)を開設しました。その研究は現在も受け継がれ、今年で開設100年を迎えます。本展では江戸時代から近代に至る尾張徳川家と木曽山とのかかわりに注目します。当主が手懸けた木曽山・尾張藩研究をたどるとともに、戦前の蓬左文庫(東京)と林政史研究所との意外な結びつきもひもときます。

主な展示品

概要

会期
開館時間 午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日 月曜日
観覧料

一般 1,600円・高大生 800円・小中生 500円
(特別展「将軍と尾張徳川家―政と儀礼―」展と共通)
※20名様以上の団体は一般200円、その他100円割引
※毎週土曜日は小・中・高生入館無料

主催 徳川美術館・徳川林政史研究所・名古屋市蓬左文庫
協力 名古屋市交通局
展覧会図録 「徳川義親と徳川林政史研究所」500円(税込)
関連企画

■徳川林政史研究所100周年記念 江戸学講座《全3回講座》
今年開設100周年を迎える徳川林政史研究所の研究員を講師に迎え、江戸時代の文化や政治・社会を学ぶ全3回の講座です。今年は「徳川林政史研究所開設100周年記念」をテーマに、日頃は目にすることの少ない研究所所蔵の特徴的な史料をわかりやすく紹介します。
詳しくはこちらをご覧ください

■土曜講座
「木曽林政史研究事始め―徳川義親のまなざし―」
徳川林政史研究所研究員 藤田英昭
2023年11月25日(土)午後1時30分~3時(午後1時開場)
会場:講堂/定員:80名(事前申込制ですでに満席/当日空席がある場合のみ受講可)
土曜講座の詳細はこちらをご覧ください。

資料 企画展チラシ(PDF:1.9 MB)[更新日: 新しいウインドウで PDF を開きます
展示作品リスト(PDF:730.6 KB)[更新日: 新しいウインドウで PDF を開きます