金銅装笈

金銅装笈 きんどうそうおい

笈は、背に負って物を運ぶ道具で、今のリュックサックに当たります。行脚僧(あんぎゃそう)や修験者(しゅげんじゃ)は、笈に仏像や仏具・袈裟(けさ)などを収めて使用しました。この笈は尾張徳川家の戸山下屋敷内にあった世外寺(せがいじ)に伝来しました。

【室町時代 15世紀】