特別展・企画展

企画展 奇才、我が道をゆく-達磨・布袋・一休・・・-

 大きな袋とお腹に、にったり笑顔の布袋。七福神として、現代の私たちにもなじみ深い彼は、実は中国の実在の仏僧でした。肩に担いだ布袋に施しとして受け取ったあらゆるものを入れて処々を泊まり歩き、そして遺言で、自分は弥勒菩薩の化身であると語ったと伝えられています。
 絵画や工芸作品には、布袋のほか許由や巣父・達磨・寒山・拾得など、中国の様々な人物が取り上げられ、彼らの強烈な個性を放ったさまざまな物語を作品の中にたどることができます。また日本でも西行や一休宗純など異彩を放った人々の、さまざまな物語が遺されています。
 本展では、徳川美術館に伝わる絵画作品や工芸品から、奇才とも称することのできる彼らの魅惑的な世界へと誘います。

主な展示品

概要

会期
開館時間 午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日 月曜日
<但し、1月8日(月)は開館、翌9日(火)は休館>
観覧料

一般 1,200円・高大生 700円・小中生 500円
※20名様以上の団体は一般200円、その他100円割引
※毎週土曜日は小・中・高生入館無料

主催 徳川美術館
関連企画

■土曜講座
「画賛を読み解く」
学芸部学芸員 加藤祥平
平成30年1月20日(土)午後1時30分~3時(午後1時開場)
受講料 600円(入館料は別途必要)

資料 企画展チラシ(PDF:1.7 MB)[更新日: 新しいウインドウで PDF を開きます
展示作品リスト(PDF:994.7 KB)[更新日: 新しいウインドウで PDF を開きます