後小松天皇 短冊

後小松天皇 短冊 ごこまつてんのう たんざく

六月祓
 ゆふしてのよる瀨の浪も音冴て
 川かせすゝしみな月の空

後小松天皇(1377~1433)
諱は幹仁(もとひと)。後円融天皇の第一皇子。永徳2年(1382)に即位、明徳3年(1392)南北両朝が合一されると後亀山天皇から神器を受けた。古筆手鑑「緇素法帖」天に所収。

【個人蔵】