津島社祭礼図屏風<br /><small>六曲一双の内 左隻</small>

津島社祭礼図屏風
六曲一双の内 左隻
つしましゃさいれいずびょうぶ

宵祭(よいまつり)の巻藁船(まきわらぶね)4艘と、朝祭(あさまつり)の車楽(だんじり)2艘と大山(おおやま)1艘が、見物や物売りの小船とともに天王川を渡る様子が描かれています。宵と朝と異なる時間の見せ場を、金雲で区切って一図にまとめた構図は、津島祭礼図のなかでも時代の下がる作例と考えられます。車楽と大山(高大な山車)は、ともに戦国時代の形態をとどめた山車で、上部に能人形やからくり人形を置き、小袖幕(こそでまく)と呼ばれる色鮮やかな幕で櫓(やぐら)を覆い、美麗が尽くされました。

【津島伴家伝来 岡谷家寄贈 江戸時代 18世紀(展示期間:2022/8/24~9/11)】