特別公開
千利休 泪の茶杓
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今年も利休忌にあわせて「泪の茶杓」を特別公開いたします。
天正19年(1591)、豊臣秀吉に切腹を命ぜられた千利休が、自ら削って最後の茶会に用い、のちに古田織部に与えられた、と伝えられる茶杓です。織部が長方形の窓をあけた筒をつくり、その窓を通してこの茶杓を位牌代わりに拝んだと伝えられています。堺の商家に生まれ、戦の絶えない時代の中、戦国の武将たちと相まみえながら茶の湯の道に生きた利休に思いを馳せてご覧いただければと存じます。

概要
公開期間 | ~ |
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